イギリス文化をのぞいてみましょう。パート1

こんにちは。アクエリアスです。

日本は比較的、天気の良い日が梅雨の時以外は多いので洗濯物を乾かすには、

それほど苦労しないですね。でもイギリスは、一年を通して太陽が一日中顔をだしているほうが

珍しいのです。普段はあまり気がつかないですが、太陽の働きは、生活のなかでとても役に

立っています。今日はこうした環境の違いからくるイギリスの文化をお話ししようと思います。

 

目次

イギリスの文化パート1‐① 鉄道利用時のルール

イギリスの文化パート1‐② 窓に網戸がない理由

イギリスの文化パート1‐③ コインランドリーは生活必需品

イギリスの文化パート1‐④ 大型スーパーマーケットでの会計時

まとめ

 

  イギリスの文化パート1‐① 鉄道利用時のルール

 

ロンドンのヒースロー空港からでているヒースロー・エクスプレスやロンドン市内を移動する時

利用する地下鉄のチューブは専用の乗車ホームが決まっているので、この利用方法は関係ない

のですが、イギリスの主要都市に行くときに大きい駅を利用する時は、注意が必要です。

ロンドン・ユーストン駅などの大きい駅には大きな電光掲示板が改札を通過してすぐに

あります。飛行機に乗る時と同じで、ここで自分が向かう場所の鉄道の乗車ホームを確認して

からそのホームに移動します。日本では専用の駅のホームが固定していて同じ行先なら変わる

ことはありませんが、イギリスの鉄道は、運航状況により変化します。いつも同じとは限りま

せん。予定時刻に来ないことも頻繁にあるので余裕をもって利用することをおすすめします。

 

以前利用した時、乗車したい行先のホームの表示が「TBC」となっていたことがありました

これは、To be confirmedを省略していてまだ決まっていませんという意味です。

イギリスの駅のホームは、駅にもよりますが一つの長いホームが半分の位置で線が引いて

あって1番ホームA,1番ホームBと前後で分けている時もあります。

駅員の人があまり駅のホームにいることがないので、迷ったらまわりの人に聞いてみるか

もしくは鉄道の乗務員に確認しましょう。

 

  イギリスの文化パート1‐② 家の窓に網戸がない

 

家の窓に網戸がない一番の理由は、蚊がいないから必要がないみたいです。でもハエやが蜂は

普通に飛んでいるのでもちろん入ってきます。これは諸説ありますが、窓から見える景色を

楽しむ国民性もあるようです。網戸を付けると景観をさえぎってしまうので好まれないの

かもしれません。イギリスは最近は、夏の気温が上昇傾向ですが日本の猛暑に比べると、

とても涼しく夏はエアコンしでも窓を開ければ気持ちいい風が吹いて快適に過ごせます。

 

最初に旅行でイギリスに行った時、ホテルに宿泊したので窓に網戸がなくても別に気には

なりませんでした。その時は、冬だっだので寒いのもあって開ける気もせず過ごしました。

日本のホテルでも安全対策の為に少ししか開かない窓が多く網戸もないところもあるので。

その後、イギリスの一軒家に滞在した時、全部の窓に網戸がないのに気づきました。

イギリスの方たちは景色も含めて家なのだと思います。庭に芝生があったり、ガーデニングを

楽しむ人も多いですね。

 

 イギリスの文化パート1‐③ コインランドリーは生活必需品

 

イギリスでは太陽がでている時間はとても貴重です。ですが、お天気が良いからといって外に

洗濯物を干したままで外出すると雨に降られて濡れてしまうこともしょっちゅうです。

そのため天気予報はこまめに確認しないといけません。曇りの日や雨が降ることが多い

イギリスは、まとめて洗濯をして、大量の洗濯物を車でコインランドリーに持っていって

大型の洗濯物乾燥機で乾かします。各家庭に洗濯乾燥機はありますが、それほど大きくない

のと完全に乾くまで時間がかかります。何回も使うとそれだけ電気代もかかりますので。

イギリスにはラジエーター式の暖房器具があり、洗濯物が大量ではない時は、この上にのせて

干しておくときもあります。

 

イギリスを旅行した時、共同で利用できる洗濯機があるホテルに宿泊しました。そこでは、

ある一室に洗濯機が2台と洗濯乾燥機が2台。滞在して何日か過ぎて利用しようと行ってみると

洗濯乾燥機が2台共、故障中の張り紙がしてあって使えず。この後4,5日様子を見ていましたが、

ずっと故障中のままで使えずじまいで、結局自分で近くのコインランドリーを探して

そこで洗濯をすませました。日本だと機械の故障や災害などで道路などに問題が起きた時、

遅くても次の日か3日以内に復旧されますが、イギリスは、こういう事に時間がかかる傾向が

あります。

 

 イギリスの文化パート1‐④ 大型スーパーマーケットでの会計時

 

食料品などを買い物かごにいれて、会計する為にレジに並びます。会計の台が小さい所は、

かごの中から店員さんが商品をとって、そのままバーコードをスキャンしてくれるので、

関係ないのですが、マークアンドスペンサーなどのような大きいスーパーマーケットで

会計する時は、自分が次の番になったら自分でかごの中の商品を台の上に並べてかごを

自分でかたずける必要があります。

 

何も知らず、そのまま買い物かごから出さないで待っていたらレジ係の人に怒られたことが

あります。しかもイギリスのレジで働いている人は椅子に座って作業していて、ここでも

生活習慣の違いを感じました。よくお客様第一とか、おもてなしなどと聞きますが、

日本では、当たり前でも外国文化では通用しない事が多く、海外に行って初めて日本の

サービスの質の高さを実感しました。

 

 まとめ

 

イギリスの主要都市に行くときに大きい駅を利用する時は、大きな電光掲示板で自分が行く

目的地の駅のホームを確認してから移動すると比較的慌てずにすみます。

家の窓に網戸がない一番の理由は、蚊がいないから必要がないのと、窓からの景色を

楽しむ為。そもそも網戸を設置する習慣がないのです。

曇りや雨の日が多いイギリスでは、コインランドリーが生活必需品。洗濯をまとめてして、

車でそれをコインランドリーに運んで大型の乾燥機で乾かします。それほど洗濯物の量が

多くない時は、ラジエーター式の暖房器具の上に洗濯物を広げてのせて乾かします。

大きいスーパーマーケットで会計する時は、自分が次の番になったら自分でかごの中の商品を

台の上に並べてかごは自分でかたずける必要があります。イギリスではお客様第一は通用しません。

海外に行って日本のサービスはとても優れている事に気がつきました。

イギリスの文化から海外の習慣を学ぶことができます。