こんにちは。アクエリアスです。英語の勉強を毎日していますが、
集中できなくてあまりはかどらず、結局、他の事をしてしまいます。
よく必要にせまられてないから英語が上達しないといわれています。
少しでも楽しく英語を学ぶためにイギリスの方の動画を観たり、
BBCのラジオをアプリで聴いたりしています。
その時、同じイギリスの放送を聴いていても違う英語に聞こえることがあります。
それはなぜなのでしょうか。
今日は、イギリスで話されている言語はどのようなものがあるのか、お伝えします。
違いを聞き分けることができればもっと英語の勉強が楽しくなると思います。
目次
イギリスの言語について
イギリスは連合王国なので4つのそれぞれの地域で言語が違います。イングランドの言語は、
英語、スコットランドは、スコットランド語、ウェールズは、ウェールズ語、北アイルランドは、
アイルランド語です。共通の言語は英語ですが、その地域に行くと現地の言語で
書かれている看板などを見かける場合もあります。
イギリスの言語① 英語
英語は、イングランドの言語で、イギリスの共通言語です。
もともとは、アングロサクソンの移民やフランス語などから生まれた単語もたくさんあります。
共通言語が多いので、ヨーロッパの人々は英語を習得しやすいのだと思います。
イングランドの中でも方言のような異なるアクセントが地域によってあります。
代表的なのが標準アクセントのクィーンズイングリッシュでイギリス女王や王室の人々、
BBC放送のキャスター、南イングランドの貴族などの上流階級の人達が話すアクセントです。
イギリスの言語② スコットランド語
スコットランドの首都はエディンバラです。
インド・ヨーロッパ語族のケルト語派ゲール語が起源でアイルランドの先住民族が現在の
スコットランドに移り住み、スコットランド・ゲール語が使われています。
1616年からイングランド政府に使用を制限されて年々この言語を話す人が減少していきました。
しかしながら1992年に欧州評議会で少数言語を文化遺産として
保護する権利が承認されて以降、ようやく2011年からゲール語を学校で
教える環境が整い、若い世代を中心にこの言語が引き継がれ始めています。
イギリスの言語③ ウェールズ語
ウェールズの首都はカーディフです。
インド・ヨーロッパ語族のケルト語派ブリタニック語系が起源で
現在のイングランドの西に位置しているウェールズ出身の人々が使っている言語です。
2020年ではウェールズの人口の28%がこの言語を使うことができると調査されています。
ウェールズの政府は2050年までに100万人をウェールズ語を話せるようにする目標を立てています。
イギリスの言語③ アイルランド語
イギリスの一部は北アイルランドで首都はベルファストです。
インド・ヨーロッパ語族ケルト語派ゲール語が起源で現存するゲール語の一つです。
スコットランド・ゲール語と区別する為、アイルランド・ゲール語ともいわれています。
歴史的背景によってアイルランドとイギリス両方の文化が存在しています。
2011年に調査したところアイルランド語の知識がある人の割合は11%と減少傾向になっています。
まとめ
イギリスの言語は、共通言語は英語ですが、連合王国なので地域ごとの
異なる4つの言語が存在します。英語、スコットランド語、ウェールズ語、アイルランド語です。
例えば、おはようございますをそれぞれの言語で書くと
英語は、Good morning スコットランド・ゲール語は、Madainn mhath
ウェールズ語は、Bore da アイルランド語は、Maidin mhaith、
ありがとうは、英語は、Thank you スコットランド・ゲール語は、Tapadh leat
ウェールズ語は、Diolch アイルランド語は、Go raibh maith agatです。
比べてみると、英語とは全く違う言語ということが分かります。
少しスコットランド・ゲール語とアイルランド語が似ているのかなという感じがします。
今は翻訳機能を使ってこれらの言語も調べることができます。
もし興味があれば、使ってみると楽しいと思います。それぞれの歴史的な経緯によって現地の言語は
発展したり、減少傾向にあったり、様々に変化しています。